“圭”の読み方と例文
読み方割合
けい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
他国に使し、けいを捧げてその君主にまみえられる時には、小腰をかがめて進まれ、圭の重さにたえられないかのような物腰になられる。
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
漢の焦延寿の『易林』にそん鶏と為すとあれば、そんけいは巽鶏そんけいだ、けいの字音にって蛙をケイと読み損じて、たつみの方の三足の蛙と誤伝したのである。
「この湯は何にくんだろう」と豆腐屋のけいさんが湯槽ゆぶねのなかで、ざぶざぶやりながら聞く。
二百十日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)