“圭介”の読み方と例文
読み方割合
けいすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親父はこっくり行き着いたのだ。病気も何もないのに死んだのだ。兄きは大鳥圭介けいすけに附いて行っちまう。お袋と己とは広徳寺前の屋敷にぼんやりしていると、上野の戦争が始まった。
里芋の芽と不動の目 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
実は播磨はりまの人、大鳥圭介けいすけがそれより以前に実行している……というようなことまで知っているところを見ると、この人は国学のみならず、現代の知識にもなかなか明るい人と見える。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)