“けいすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
圭介40.0%
慶助20.0%
啓介20.0%
経介20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実は播磨はりまの人、大鳥圭介けいすけがそれより以前に実行している……というようなことまで知っているところを見ると、この人は国学のみならず、現代の知識にもなかなか明るい人と見える。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「キッコ、うなの木ペン見せろ。」にわかに巡査じゅんさ慶助けいすけが来てキッコの鉛筆えんぴつをとってしまいました。
みじかい木ぺん (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
何と云っていいかわからないでただもうおへ入ったときのようにじっとしていましたら先生がむちをって立って「では吉三郎きちさぶろうさんと慶助けいすけさんと出て黒板こくばんへ書いて下さい。」
みじかい木ぺん (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
数日後、速水はやみ荘吉、あるいは綿貫わたぬき清二、あるいは鮎沢あゆさわ賢一郎、あるいは殿村啓介けいすけ、あるいは宮野緑郎、あるいは佐川春泥しゅんでい、その他無数の名を持つ影男は、帝国ホテルの一室におさまっていた。
影男 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
が、かつて友人の恩田経介けいすけ理学士は、同君の宅の庭に幾つか忽然と生え出たこの菌をうまいうまいと食べた一人であった。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)