“吉三郎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きちさぶろう85.7%
よしさぶろう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次は主人の弟吉三郎きちさぶろう、二十五歳の冷飯食いで、家中の不人気と気むずかしさを、一人で引受けたような男でした。
何と云っていいかわからないでただもうおへ入ったときのようにじっとしていましたら先生がむちをって立って「では吉三郎きちさぶろうさんと慶助けいすけさんと出て黒板こくばんへ書いて下さい。」
みじかい木ぺん (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「初荷の仕事はあったが、手燭がうるさいから、夜業はしねえ、——昨夜納屋に来たのは、仁助にすけ吉三郎よしさぶろうの二人っきりだ」