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吉三郎
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きちさぶろう
ふりがな文庫
“
吉三郎
(
きちさぶろう
)” の例文
次は主人の弟
吉三郎
(
きちさぶろう
)
、二十五歳の冷飯食いで、家中の不人気と気むずかしさを、一人で引受けたような男でした。
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
何と云っていいかわからないでただもうお
湯
(
ゆ
)
へ入ったときのようにじっとしていましたら先生がむちを
持
(
も
)
って立って「では
吉三郎
(
きちさぶろう
)
さんと
慶助
(
けいすけ
)
さんと出て
黒板
(
こくばん
)
へ書いて下さい。」
みじかい木ぺん
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
呼んでいる声は
吉三郎
(
きちさぶろう
)
という年輩の坑夫であったが、この男は
嘗
(
かつ
)
て一度、この山で大爆発があった際に、坑底で吹き飛ばされて死んだつもりでいたのが、間もなく息を吹き返してみると
斜坑
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
理学博士
武田久吉
(
たけだひさよし
)
君からの返翰によれば、「御下問の件小生自身何の経験も御座いません」とて、
岡村金太郎
(
おかむらきんたろう
)
博士の『海藻と人生』と遠藤
吉三郎
(
きちさぶろう
)
博士の『海産植物学』とを引用して報ぜられた。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
「
経師屋
(
きょうじや
)
の
吉三郎
(
きちさぶろう
)
——てんで、とんだ二枚目さ、へッへッへッ」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
「浜町の
吉三郎
(
きちさぶろう
)
、——遊び人で」
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“吉三”で始まる語句
吉三