“弥三郎”の読み方と例文
読み方割合
やさぶろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甚内はきっとわたしの首に、声のない哄笑こうしょうを感ずるでしょう。「どうだ、弥三郎やさぶろうの恩返しは?」——その哄笑はこう云うのです。
報恩記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
名は大島弥三郎やさぶろうと申しますかたでござりまするが、思いのほかに悪知恵の深いかたでござりましたゆえ、おぞましきことには主家横領をたくらみ
越後屋の手代弥三郎やさぶろうといって、二十五。主人の佐兵衛が、今から二十五年前、観音様へ朝詣りをした時、雷門の側に捨ててあったのを拾って、そのまま自分の子とも、奉公人ともなく育てたのでした。