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弥三郎
ふりがな文庫
“弥三郎”の読み方と例文
読み方
割合
やさぶろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やさぶろう
(逆引き)
甚内はきっとわたしの首に、声のない
哄笑
(
こうしょう
)
を感ずるでしょう。「どうだ、
弥三郎
(
やさぶろう
)
の恩返しは?」——その哄笑はこう云うのです。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
名は大島
弥三郎
(
やさぶろう
)
と申しますかたでござりまするが、思いのほかに悪知恵の深いかたでござりましたゆえ、おぞましきことには主家横領をたくらみ
右門捕物帖:12 毒色のくちびる
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
越後屋の手代
弥三郎
(
やさぶろう
)
といって、二十五。主人の佐兵衛が、今から二十五年前、観音様へ朝詣りをした時、雷門の側に捨ててあったのを拾って、そのまま自分の子とも、奉公人ともなく育てたのでした。
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
弥三郎(やさぶろう)の例文をもっと
(4作品)
見る
弥
常用漢字
中学
部首:⼸
8画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
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