トップ
>
うしとら
ふりがな文庫
“うしとら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ウシトラ
語句
割合
丑寅
51.6%
艮
35.5%
艮方
6.5%
東北
3.2%
坤
3.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丑寅
(逆引き)
それが明神様のお告げでは
丑寅
(
うしとら
)
の方の山手にいると云う訳なので、一間置きぐらいに人が立って、八方から山を囲んで登って行こうとしていました。
紀伊国狐憑漆掻語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
うしとら(丑寅)の例文をもっと
(16作品)
見る
艮
(逆引き)
人の立ち去りたる隙に、
艮
(
うしとら
)
方に向ひて、我山の三宝助け給へと、手を摺りて祈請し給ふに、大なる犬一匹出で来て、大師の御袖を喰ひて引く。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
うしとら(艮)の例文をもっと
(11作品)
見る
艮方
(逆引き)
まづ
寛正
(
かんしょう
)
の六年秋には、忘れも致しません九月十三日の夜
亥
(
い
)
の刻ごろ、その大いさ七八
尺
(
しゃく
)
もあらうかと見える赤い光り物が、
坤方
(
ひつじさる
)
より
艮方
(
うしとら
)
へ、風雷のやうに飛び渡つて、
虚空
(
こくう
)
は鳴動
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
うしとら(艮方)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
東北
(逆引き)
このごろ
御所
(
ごしょ
)
の
建
(
た
)
て
替
(
か
)
えをやって、
天子
(
てんし
)
さまのお
休
(
やす
)
みになる
御殿
(
ごてん
)
の
柱
(
はしら
)
を
立
(
た
)
てた
時
(
とき
)
に、
大工
(
だいく
)
がそそっかしく、
東北
(
うしとら
)
の
隅
(
すみ
)
の
柱
(
はしら
)
の下に
蛇
(
へび
)
と
蛙
(
かえる
)
を
生
(
い
)
き
埋
(
う
)
めにしてしまったのだ。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
御所
(
ごしょ
)
の
役人
(
やくにん
)
たちはふしぎに
思
(
おも
)
って、なかなか
信用
(
しんよう
)
しませんでしたが、
何
(
なに
)
しろ
困
(
こま
)
りきっているところでしたから、ためしに
御寝所
(
ごしんじょ
)
の
東北
(
うしとら
)
の
柱
(
はしら
)
の下を
掘
(
ほ
)
らしてみますと、なるほど
童子
(
どうじ
)
のいったとおり
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
うしとら(東北)の例文をもっと
(1作品)
見る
坤
(逆引き)
なみ/\の者ではよも渡すまじと見てあるところへ、殿は生月、梶原は磨墨、黒馬二匹が轡をならべて、
平等院
(
びやうどうゐん
)
の
坤
(
うしとら
)
、たちばなの小島が崎よりざんぶ/\と乘り入つた。
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
うしとら(坤)の例文をもっと
(1作品)
見る
“うしとら”の意味
《名詞》
方角の称で、東北をさす。いわゆる鬼門の方角であり、鬼のイメージの角と虎皮は、この語に由来する。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
こん
ひつじさる
ヒツジサル
とうほく
とうぼく
ひがしきた
ごん
ウシトラ