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烽火
ふりがな文庫
“烽火”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のろし
94.6%
ほうか
5.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のろし
(逆引き)
急を報ずる合図の
烽火
(
のろし
)
が
岬
(
みさき
)
の空に立ち登り、海岸にある番所番所はにわかにどよめき立ち、あるいは
奉行所
(
ぶぎょうしょ
)
へ、あるいは代官所へと
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
張任は、こう勇断を下して、やがて一発の
烽火
(
のろし
)
をあいずに、
銅鑼
(
どら
)
、
鼓
(
つづみ
)
の震動、
喊声
(
かんせい
)
の潮、一時に天地をうごかして、城門をひらいた。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
烽火(のろし)の例文をもっと
(35作品)
見る
ほうか
(逆引き)
天下泰平
烽火
(
ほうか
)
を見ず、寸鉄を用いざるのときにおいてはかの戦国の時代において必要品なる刀剣は一変して驕奢品となり、かの貴紳豪客が正宗の太刀、兼定の短刀
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
烽火
(
ほうか
)
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
烽火(ほうか)の例文をもっと
(2作品)
見る
“烽火”の意味
《名詞》
烽火(ほうか)
のろし。狼煙。
(出典:Wiktionary)
“烽火(
狼煙
)”の解説
狼煙(のろし)とは、物を焼くことで煙を上げ、それを離れたところから確認することによって、情報を伝達する手段である。夜間など煙が見えない場合は、火そのものも使われる。烽火、狼火(ろうか)、狼燧(ろうすい)とも言う。
(出典:Wikipedia)
烽
漢検1級
部首:⽕
11画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“烽火”の関連語
狼火
狼烟
烽
“烽火”で始まる語句
烽火台
烽火知
検索の候補
烽火台
常烽火
烽火知
“烽火”のふりがなが多い著者
矢内原忠雄
与謝野寛
吉川英治
島崎藤村
蒲原有明
作者不詳
小栗虫太郎
アントン・チェーホフ
薄田泣菫
石川啄木