“典物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんぶつ50.0%
はな50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このレンズは初め土佐の山内侯が外国から取寄せられたもので、それが渡り渡って典物てんぶつとなり、遂に父の手に入ったもので、当時よほど珍物に思われていたものと見えます。
寺内の奇人団 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
そうして座頭は其代りとして、莫大な典物はなを頂戴した。
天主閣の音 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)