“典韋”の読み方と例文
読み方割合
てんい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけても、陳留ちんりゅう典韋てんいは、手飼いの武者数百人をつれて、仕官を望んで来た。身丈は一丈に近く眼は百錬の鏡のようだった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「去年、やはりこの地に張繍を攻めて、自分の油断から、典韋てんいを討死させてしまった。……典韋の死を傷んで、ついその折の事どもを思い出したのだ」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夏侯惇かこうじゅん夏侯淵かこうえん曹仁そうじん曹洪そうこうなど直臣じきしん中の直臣は、それぞれ将軍にのぼり、楽進がくしん李典りてん徐晃じょこうなどの勇将はみな校尉に叙せられ、許褚きょちょ典韋てんい都尉といに挙げられた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)