“李典”の読み方と例文
読み方割合
りてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわち、夏侯惇を総軍の都督とし、于禁うきん李典りてんを副将とした十万の軍団は編制され、吉日をえらんで発向することとなった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また次なる張遼、許褚きょちょ李典りてん楽進がくしんともがらは勇においてすぐれ、その勇や万夫不当ばんぷふとう、みな千軍万馬往来の士である。なお見よ。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「さらばいて、小沛の危急を救え」とばかり、まず夏侯惇かこうじゅん呂虔りょけん李典りてんの三名を先鋒に、五万の精兵をさずけ、徐州の境へ馳せ向かわした。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)