“于禁”の読み方と例文
読み方割合
うきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「今さら、何の言い訳もございません。于禁うきんはそれをさとって、それがしにも注意しましたが、後悔すでに及ばなかったのであります」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兵糧輜重しちょうなどを主とした後陣の守りには、于禁うきん、李典の二将をおき、自身は副将の夏侯蘭、護軍ごぐん韓浩かんこうの二人を具して、さらにすすんだ。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曹操はひそかに于禁うきんをよんで、なにか秘密な命令をさずけた。于禁は屈強なものばかり五百余騎をひッさげて、直ちにあとを追いかけた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)