“うきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
于禁88.9%
烏巾11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曹操はひそかに于禁うきんをよんで、なにか秘密な命令をさずけた。于禁は屈強なものばかり五百余騎をひッさげて、直ちにあとを追いかけた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
于禁うきんが陣中見舞に来て、そのはなしを聞き、とうてい、関羽に勝つことは尋常では難しい、生命いのちを粗末にし給うな、と諫めた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ふいに馬をおりてきて、自分へ慇懃いんぎんに礼をする玄徳を見て——烏巾うきん青衣のその高士は
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)