“許褚”の読み方と例文
読み方割合
きょちょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曹操の峻烈な命は、すなわち許褚きょちょへ下った。大袈裟にも、許褚は万一を思って、親衛軍中の屈強五百騎をひきいてそれを追いかけた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その中には、虎痴こち許褚きょちょをはじめとして、夏侯淵、徐晃、曹洪などの曹軍中の驍将ぎょうしょうはことごとく出揃っている。馬超は、ぎょッとして
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それは自分を励ました声と、許褚きょちょは彼のそばを去るや否、馬をとばして、そこへ馳けつけ、叫喚きょうかん一声、血漿けっしょうけむる中へ躍り入った。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)