“許都”の読み方と例文
読み方割合
きょと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西涼せいりょうの馬超が、韓遂かんすいと共に、大軍を催して、叛旗をひるがえした。都の留守をうかがって、今や刻々、許都きょとをさして進撃している……」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
従って寄手の包囲陣も、そのまま、むなしく日を送っているまに、それより前に小沛を脱出していた劉玄徳の急使は、早くも許都きょとに着いて
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「われわれが主と仰ぐは、曹丞相よりほかはない。汝らはなぜ許都きょとへ行って、丞相のおくつでも揃えないか」と、からかった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)