“きょちょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
許褚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いと易いこと。それがしに精兵五万をおさずけ下さい。呂布の首と、玄徳の首を、鞍の両側に吊るし帰って来ます」と、許褚きょちょがいった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と聞いて、河北軍も、うかつには寄らなかったが、一夜、曹操の中軍前衛隊の許褚きょちょが、闇に乗じて、味方を奇襲してきたので
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
泰山たいざん大盗だいとう孫観そんかん呉敦ごとんをはじめ、馬首をそろえて、彼へ喚きかかってきたが、一人として許褚きょちょの前に久しく立っていることはできなかった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)