“大盗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいとう57.1%
おおぬす28.6%
たいとう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泰山たいざん大盗だいとう孫観そんかん呉敦ごとんをはじめ、馬首をそろえて、彼へ喚きかかってきたが、一人として許褚きょちょの前に久しく立っていることはできなかった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わたしが悪者なら、おまえたちは、平等坊びょうどうぼうの宝蔵破りをした大盗おおぬすじゃないか。いえ、その大盗ッ人の手下じゃないか」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
着けたりといえどもさる友市ともいち生れた時は同じ乳呑児ちのみごなり太閤たいこうたると大盗たいとうたるとつんぼが聞かばおんかわるまじきも変るはちりの世の虫けらどもが栄枯窮達一度が末代とは阿房陀羅経あほだらぎょうもまたこれを
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)