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大盗
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だいとう
ふりがな文庫
“
大盗
(
だいとう
)” の例文
泰山
(
たいざん
)
の
大盗
(
だいとう
)
孫観
(
そんかん
)
、
呉敦
(
ごとん
)
をはじめ、馬首をそろえて、彼へ喚きかかってきたが、一人として
許褚
(
きょちょ
)
の前に久しく立っていることはできなかった。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大盗
(
だいとう
)
中江川平太夫は、平次と八五郎の手に召捕られ、その夜のうちに南の御奉行所仮牢に送られました。
銭形平次捕物控:077 八五郎の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そこで豊雄の
大盗
(
だいとう
)
の疑いは晴れたが、神宝を持っていた罪は免がれることができないので、
牢屋
(
ろうや
)
に入れられていたのを、豊雄の父親と兄の太郎が
賄賂
(
わいろ
)
を用いたので百日ばかりで
赦
(
ゆる
)
された。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
済州
(
さいしゅう
)
の奉行は失脚して、次の新奉行と代ったらしい。これは先の七人組の
大盗
(
だいとう
)
の逃亡始末と、梁山泊一帯の地理やら内容を報じてきたものだが……。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
盗
常用漢字
中学
部首:⽫
11画
“大盗”で始まる語句
大盗人
大盗賊
大盗棒
大盗坊
大盗不止