“楽進”の読み方と例文
読み方割合
がくしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それがしは、衛国えいこくの生れ、楽進がくしんあざな文謙ぶんけんと申す者ですが、願わくば、逆賊董卓とうたくを、ともに討たんと存じ、麾下きかに馳せ参って候」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また次なる張遼、許褚きょちょ李典りてん楽進がくしんともがらは勇においてすぐれ、その勇や万夫不当ばんぷふとう、みな千軍万馬往来の士である。なお見よ。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曹仁、李典、夏侯惇かこうじゅん楽進がくしん、張遼、許褚きょちょ、——などの陣々騎歩もすべてその方向を一にして、長坂坡ちょうはんはへ迫って来た。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)