“李逵”の読み方と例文
読み方割合
りき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戴宗たいそうのお国自慢は何かとつきない。宋江そうこうもすでに微酔気分である。ひとりまだまだ飲み足らないようなのは、黒旋風こくせんぷう李逵りきだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小説には『水滸伝』の武松ぶしょう李逵りきなど単身虎を殺した者が少なからぬ、ただし上の(三)にも述べた通り虎の内にも自ずから強弱種々だから
黒旋風李逵りきさえもキリキリ舞いさせられる面白さにヒントを得て、かなり重量のある四文銭や、銭形平次の当時には、まだ通貨としての生命をもっていた