“武松”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶしょう80.0%
ぶしやう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ほ。清河県の武二郎、その武松ぶしょうさんとは——あなたですか。いやこれは奇遇、かねがねこの宋江も、お名まえだけは伺っていました」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小説には『水滸伝』の武松ぶしょう李逵りきなど単身虎を殺した者が少なからぬ、ただし上の(三)にも述べた通り虎の内にも自ずから強弱種々だから
あの虎を張り殺した武松ぶしやうにしびれ酒をのませ、母夜叉孫二娘ぼやしやそんじじやう——孟洲のみちの、大樹林の十字波の酒店で、頭には鐵環をはめ、鬢には野花をさした美しい女が、人肉の肉包を賣つてゐたり
凡愚姐御考 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)