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武松
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ぶしょう
ふりがな文庫
“
武松
(
ぶしょう
)” の例文
「ほ。清河県の武二郎、その
武松
(
ぶしょう
)
さんとは——あなたですか。いやこれは奇遇、かねがねこの宋江も、お名まえだけは伺っていました」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小説には『水滸伝』の
武松
(
ぶしょう
)
李逵
(
りき
)
など単身虎を殺した者が少なからぬ、ただし上の(三)にも述べた通り虎の内にも自ずから強弱種々だから
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
それも種類は二三種しかないから、
姜維
(
きょうい
)
が馬を走らせるのも、
武松
(
ぶしょう
)
が人殺しを演ずるのも、背景には一向変化がない。
上海游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
総体の様子がどうも薄気味の悪いところで、私はこの坂に来て、武の家の前を通るたびにすぐ水滸伝の
麻痺薬
(
しびれぐすり
)
を思い出し、
武松
(
ぶしょう
)
がやられました
十字坡
(
じゅうじは
)
などを想い出したくらいです。
女難
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
武松
(
ぶしょう
)
、つらつら思うに、ここ七、八十日は悪夢の如く過ぎていた。人生
測
(
はか
)
りがたし。明日はどんな日が
孟州
(
もうしゅう
)
の先に待つことか。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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すべて、いまだに、
武松
(
ぶしょう
)
自身には、不可解千万だったが、ぶち込まれるさい、奉行から読み聞かせられた罪状はなんとも心外で忘れえない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“武”で始まる語句
武士
武
武蔵
武蔵野
武家
武器
武夫
武生
武者振
武張