“曹仁”の読み方と例文
読み方割合
そうじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僥倖ぎょうこうにも、曹仁そうじん曹洪そうこうの二大将は、この大難から辛くもまぬかれて、博陵はくりょう渡口わたしまで逃げてきたが、たちまち一ぴょうの軍馬が道を遮断して呼ばわった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
で、一族曹仁そうじんの娘を、孫策の弟にあたる孫匡そんきょうへ嫁入らせ、姻戚いんせき政策をとってみたが、この程度のものは、ほんの一時的な偽装平和を彩ったまでにすぎない。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ていよく陣中にもてなさせておいて、曹洪そうこうを留守中の大将にさだめ、賈詡かく荀攸じゅんゆうを助けに添え、夏侯淵かこうえん夏侯惇かこうじゅん曹仁そうじん李典りてんなどもあとの守りに残して行った。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)