“そうじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソウジン
語句割合
曹仁40.0%
宗仁20.0%
倉塵10.0%
掃尽10.0%
騒人10.0%
騒塵10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、一族曹仁そうじんの娘を、孫策の弟にあたる孫匡そんきょうへ嫁入らせ、姻戚いんせき政策をとってみたが、この程度のものは、ほんの一時的な偽装平和を彩ったまでにすぎない。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
気にもかけていまいが、こんど安土を立つに際して、前田又左衛門利家とか、丹羽にわ五郎左衛門長秀とか、堀久太郎秀政とか、長谷川宗仁そうじんといったような人々は
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だが、おもしろいことには、こういう流転や倉塵そうじんの不遇をつづけて来た名画が、揃いも揃って、一堂に展列され、天覧に供せられたことがある。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なお生残った敵艦隊を掃尽そうじんし、更に進んでは、陸軍のフィリッピン攻略を援助すべきではあったが、太平洋方面の戦略が重大であるために
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
騒人そうじんにひたととざして花の寺
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
ただ父信秀の代より、久しく禁門の騒塵そうじんを憂い、御宸襟ごしんきんの安からぬを嘆じておりましたが、今日、僻地へきちより上洛して、衛門の任にあたること、武門の誉れ、一族のよろこび、これにくものはありません
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)