騒塵そうじん)” の例文
ただ父信秀の代より、久しく禁門の騒塵そうじんを憂い、御宸襟ごしんきんの安からぬを嘆じておりましたが、今日、僻地へきちより上洛して、衛門の任にあたること、武門の誉れ、一族のよろこび、これにくものはありません
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)