トップ
>
騒立
ふりがな文庫
“騒立”のいろいろな読み方と例文
旧字:
騷立
読み方
割合
さわだ
56.3%
さやだ
25.0%
さわぎた
12.5%
サワダ
6.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さわだ
(逆引き)
織江であろう白鉢巻、白襷した小さい体が、靡きつ揺れつ髪乱れるように、
騒立
(
さわだ
)
つ芒の原の中を、前後左右によろめいている。
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
騒立(さわだ)の例文をもっと
(9作品)
見る
さやだ
(逆引き)
狐光
(
きつねびかり
)
のその月に、さながら生きて踊るかに、
近明
(
ちかあか
)
りして
勢
(
きほ
)
ひ舞ふ、かと見れば、また、何か暗く薄かげりして、
揺
(
ゆ
)
らぎ止み、
揺
(
ゆ
)
らぎ
騒立
(
さやだ
)
つ。
観想の時:――長歌体詩篇二十一――
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
騒立(さやだ)の例文をもっと
(4作品)
見る
さわぎた
(逆引き)
と、お珊が二度ばかり勧めたけれども、
騒立
(
さわぎた
)
つらしい胸の響きに、烏帽子の
総
(
ふさ
)
の揺るるのみ。美津は
遣瀬
(
やるせ
)
なげに手を控える。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
騒立(さわぎた)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
サワダ
(逆引き)
万法蔵院の
晨朝
(
ジンテウ
)
の鐘だ。夜の
曙色
(
アケイロ
)
に、一度
騒立
(
サワダ
)
つた物々の胸をおちつかせる様に、鳴りわたる鐘の
音
(
ネ
)
だ。
一
(
イツ
)
ぱし白みかゝつて来た東は、更にほの暗い
明
(
ア
)
け
昏
(
グ
)
れの寂けさに返つた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
騒立(サワダ)の例文をもっと
(1作品)
見る
騒
常用漢字
中学
部首:⾺
18画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“騒”で始まる語句
騒
騒擾
騒々
騒動
騒然
騒乱
騒音
騒々敷
騒客
騒雲
検索の候補
立騒
“騒立”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
黒岩涙香
北原白秋
幸田露伴
国枝史郎
折口信夫
泉鏡花