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曙色
ふりがな文庫
“曙色”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あけぼのいろ
45.5%
アケイロ
27.3%
あけいろ
18.2%
しょしょく
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あけぼのいろ
(逆引き)
曙色
(
あけぼのいろ
)
に松竹梅を總縫した小袖、町風に髮を結ひ上げた風情は、
長局
(
ながつぼね
)
風俗に
飽々
(
あき/\
)
した家光の眼には、どんなに美しいものに
映
(
うつ
)
つたでせう。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
曙色(あけぼのいろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
アケイロ
(逆引き)
萬法藏院の
晨朝
(
ジンテウ
)
の鐘だ。夜の
曙色
(
アケイロ
)
に、一度
騷立
(
サワダ
)
つた物々の胸をおちつかせる樣に、鳴りわたる鐘の
音
(
ネ
)
だ。
一
(
イツ
)
ぱし白みかゝつて來た東は、更にほの暗い
明
(
ア
)
け
昏
(
グ
)
れの寂けさに返つた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
曙色(アケイロ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あけいろ
(逆引き)
万法蔵院の
晨朝
(
じんてう
)
の鐘だ。夜の
曙色
(
あけいろ
)
に一度
騒立
(
さわだ
)
つた物々の胸をおちつかせる様に、鳴りわたる鐘の
音
(
ね
)
だ。
一
(
いつ
)
ぱし白みかゝつて来た東は、更にほの暗い
明
(
あ
)
け
昏
(
ぐ
)
れの寂けさに返つた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
曙色(あけいろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
しょしょく
(逆引き)
時人
(
じじん
)
の心理は、まさに今、夜の明けたような
曙色
(
しょしょく
)
を欲していた。明るさに向ったときは明るい色を、身にも世間にも
彩
(
いろど
)
りたいのが本能だった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曙色(しょしょく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“曙色”の解説
曙色(あけぼのいろ)はオレンジ色がかったピンク色。別名は東雲色(しののめいろ)・オーロラ色。
サーモンピンクに近い色味で、英語色名のオーロラ(en: aurora/en: auroral)と同一の色。
薔薇色、牡丹色などとともに明治期の華やかな色の流行色の一つで、日本古来の伝統色ではなく、欧米の伝統色オーロラの訳語として登場した。
少女の晴れ着などに用いられた。
伝統色では桃花色(つきいろ)などに色味が近い。
(出典:Wikipedia)
曙
漢検準1級
部首:⽇
17画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“曙”で始まる語句
曙
曙光
曙染
曙町
曙井戸
曙立
曙覽
曙覧
曙の女神
曙村
“曙色”のふりがなが多い著者
釈迢空
折口信夫
中里介山
上田敏
吉川英治
石川啄木
野村胡堂