“曙覧”のいろいろな読み方と例文
旧字:曙覽
読み方割合
あけみ75.0%
アケミ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私も曙覧あけみの独楽吟の数首をそんな風に作曲したことがある。さらに短い国民的詩形の俳句となると作曲はますます困難で、せいぜいそれを題詩とする小器楽曲を作るぐらいであろう。
歌詞とその曲 (新字新仮名) / 信時潔(著)
たとえば、万葉の正統の受継者は、訓古と模倣と形式だけを事とした中世の歌読みでは無くして、却ってたとえば源実朝であり、たとえば橘曙覧あけみであり、たとえば平賀元義であった如く。
俳優への手紙 (新字新仮名) / 三好十郎(著)
曙覧アケミが、越前福井三橋の志濃夫廼舎で、五十七年の生涯を終へたのは、慶応四年八月二十八日であつた。
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)