“橘曙覧”の読み方と例文
旧字:橘曙覽
読み方割合
たちばなあけみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、越前には君、橘曙覧たちばなあけみのような同門の歌人もあるよ——もっとも、この人は士分かどうか、その辺はよく知らないがね。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
越前の国学者橘曙覧たちばなあけみ(井手曙覧ともいう)などもおりました。
鴨川を愛して (新字新仮名) / 新村出(著)
田中大秀は千種園ちぐさえんのあるじといい、晩年の号を荏野じんや翁、または荏野老人ともいう。本居宣長の高弟で、宣長の嗣子本居大平おおひらの親しい学友であり、橘曙覧たちばなあけみの師に当たる。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)