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曙町
ふりがな文庫
“曙町”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あけぼのちょう
85.7%
あけぼのちやう
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あけぼのちょう
(逆引き)
私は氏が
曙町
(
あけぼのちょう
)
に始めて新らしい生活を始めやうとされる迄の氏の母上に対する苦しい心持に幾度も泣かされた事を覚えてゐる。
平塚明子論
(新字旧仮名)
/
伊藤野枝
(著)
帰朝後いよいよ東京へ落ち着かれたころは、
西片町
(
にしかたまち
)
へんにしばらくおられて、それから
曙町
(
あけぼのちょう
)
へ
生涯
(
しょうがい
)
の住居を定められた。
田丸先生の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
曙町(あけぼのちょう)の例文をもっと
(6作品)
見る
あけぼのちやう
(逆引き)
眼
(
め
)
の前には眉を
焦
(
こが
)
す程な大きな火が
燃
(
も
)
えてゐる。其感じが、真の自分である。三四郎は是から
曙町
(
あけぼのちやう
)
の
原口
(
はらぐち
)
の所へ行く。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
それで、比較的
人
(
ひと
)
の
通
(
とほ
)
らない、閑静な
曙町
(
あけぼのちやう
)
を、
一廻
(
ひとまは
)
り散歩しやうぢや
無
(
な
)
いかと女を
誘
(
いざな
)
つて見た。所が相手は案外にも応じなかつた。一直線に
生垣
(
いけがき
)
の
間
(
あひだ
)
を
横切
(
よこぎ
)
つて、
大通
(
おほどほ
)
りへ
出
(
で
)
た。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
曙町(あけぼのちやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
曙
漢検準1級
部首:⽇
17画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“曙”で始まる語句
曙
曙光
曙染
曙色
曙井戸
曙覽
曙覧
曙立
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曙村
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