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あけぼのちやう
ふりがな文庫
“あけぼのちやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
曙町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曙町
(逆引き)
眼
(
め
)
の前には眉を
焦
(
こが
)
す程な大きな火が
燃
(
も
)
えてゐる。其感じが、真の自分である。三四郎は是から
曙町
(
あけぼのちやう
)
の
原口
(
はらぐち
)
の所へ行く。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
それで、比較的
人
(
ひと
)
の
通
(
とほ
)
らない、閑静な
曙町
(
あけぼのちやう
)
を、
一廻
(
ひとまは
)
り散歩しやうぢや
無
(
な
)
いかと女を
誘
(
いざな
)
つて見た。所が相手は案外にも応じなかつた。一直線に
生垣
(
いけがき
)
の
間
(
あひだ
)
を
横切
(
よこぎ
)
つて、
大通
(
おほどほ
)
りへ
出
(
で
)
た。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
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