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曙色
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あけいろ
ふりがな文庫
“
曙色
(
あけいろ
)” の例文
万法蔵院の
晨朝
(
じんてう
)
の鐘だ。夜の
曙色
(
あけいろ
)
に一度
騒立
(
さわだ
)
つた物々の胸をおちつかせる様に、鳴りわたる鐘の
音
(
ね
)
だ。
一
(
いつ
)
ぱし白みかゝつて来た東は、更にほの暗い
明
(
あ
)
け
昏
(
ぐ
)
れの寂けさに返つた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
万法蔵院の
晨朝
(
じんちょう
)
の鐘だ。夜の
曙色
(
あけいろ
)
に、一度
騒立
(
さわだ
)
った物々の胸をおちつかせる様に、鳴りわたる鐘の
音
(
ね
)
だ。
一
(
いっ
)
ぱし白みかかって来た東は、更にほの暗い
明
(
あ
)
け
昏
(
ぐ
)
れの寂けさに返った。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
“曙色”の解説
曙色(あけぼのいろ)はオレンジ色がかったピンク色。別名は東雲色(しののめいろ)・オーロラ色。
サーモンピンクに近い色味で、英語色名のオーロラ(en: aurora/en: auroral)と同一の色。
薔薇色、牡丹色などとともに明治期の華やかな色の流行色の一つで、日本古来の伝統色ではなく、欧米の伝統色オーロラの訳語として登場した。
少女の晴れ着などに用いられた。
伝統色では桃花色(つきいろ)などに色味が近い。
(出典:Wikipedia)
曙
漢検準1級
部首:⽇
17画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“曙”で始まる語句
曙
曙光
曙染
曙町
曙井戸
曙立
曙覽
曙覧
曙の女神
曙村