“騒々敷”のいろいろな読み方と例文
旧字:騷々敷
読み方割合
そうぞうし50.0%
そう/″\しい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大分騒々敷そうぞうし容子ようすだがけぶりでも見えるかと云うので、生徒は面白がって梯子はしごのぼって屋根の上から見物する。何でも昼からくれ過ぎまでの戦争でしたが、此方こちらに関係がなければ怖い事もない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
天下が騒々敷そうぞうしい、ドウカ明君が出て始末を付けて貰うようにしたいとえば、れは公方様くぼうさまないがしろにしたものだ、すなわち公方様を無きものにして明君を欲すると所謂いわゆる謀反人むほんにんだと云う説になって
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
そのまゝ貞之進は四五間連立って行ったが、会でもあるようだと云ったので小歌は立留り、それじゃアあなたには騒々敷そう/″\しいでしょう、春泉はるずみへ行って御覧なさいなといわれて
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)