“公方様”のいろいろな読み方と例文
旧字:公方樣
読み方(ふりがな)割合
くぼうさま94.1%
くばうさま5.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「今度、お情け深い江戸の公方様くぼうさまが、哀れな俺たちにお救い米を下さる、だからこうしてそのお救い米をいただきに上るんだ」
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
昨晩、江戸城内を抜け出して来た七兵衛の頭では、公方様くぼうさまは決してにくむべきお方ではなく、むしろかわいそうなお方である。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
播磨 然らば身どもが相手と申すか。(笠を取る。)仔細しさいもなしに喧嘩を売る、おのれ等のやうなならずものが八百八町にはびこればこそ、公方様くばうさまお膝元が騒がしいのぢや。
番町皿屋敷 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)