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くばうさま
ふりがな文庫
“くばうさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
公方樣
66.7%
公方様
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公方樣
(逆引き)
「でも、こんな寢卷は
公方樣
(
くばうさま
)
でもなきや着ませんよ。羽二重だか
綸子
(
りんず
)
だか知らねえが、物が良いから、血を浴びると一倍凄くなりますね」
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
見る者
扨
(
さて
)
こそ
噂
(
うはさ
)
のある
公方樣
(
くばうさま
)
の御落胤の天一坊樣といふ御方なるぞ無禮せば
咎
(
とがめ
)
も有んと恐れざる
者
(
もの
)
もなく此段早くも
町奉行
(
まちぶぎやう
)
大岡越前守殿の
耳
(
みゝ
)
に入り
彼所
(
かしこ
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
奪
(
うば
)
ひ
取
(
とり
)
旨々
(
うま/\
)
と
打點頭
(
うちうなづき
)
此後は
我
(
われ
)
成長
(
せいちやう
)
して此品々を
證據
(
しようこ
)
とし
公方樣
(
くばうさま
)
の
落胤
(
おとしだね
)
と申上なば御三家同樣
夫程迄
(
それほどまで
)
ならぬも
會津家
(
あひづけ
)
ぐらゐの大名には成べし
併
(
しかし
)
ながら將軍の
落胤
(
おとしだね
)
なりと
欺
(
あざむ
)
く時は如何なる者を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
忍
(
しの
)
び
拙僧
(
せつそう
)
が弟子と
披露
(
ひろう
)
し置候へ共
實
(
じつ
)
は當將軍家の御
落胤
(
らくいん
)
たるゆゑ近々江戸表へ御乘出し
遊
(
あそ
)
ばされ
公方樣
(
くばうさま
)
と
御親子
(
ごしんし
)
の
御對顏
(
ごたいがん
)
あれば
多分
(
たぶん
)
西の丸へ入らせ給ふべしさすれば再び御目通りは
叶
(
かな
)
はざる樣なり依て
近々
(
きん/\
)
御出立前
(
ごしゆつたつぜん
)
に
格別
(
かくべつ
)
の儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
くばうさま(公方樣)の例文をもっと
(2作品)
見る
公方様
(逆引き)
(笠を取る。)
仔細
(
しさい
)
もなしに喧嘩を売る、おのれ等のやうなならずものが八百八町にはびこればこそ、
公方様
(
くばうさま
)
お膝元が騒がしいのぢや。
番町皿屋敷
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
くばうさま(公方様)の例文をもっと
(1作品)
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