“旨々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うまうま50.0%
うま/\33.3%
まんま16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そう言って君を瞞したのさ。君はトリックにかかったのだよ。僕のトリックに旨々うまうまとね」
広東葱 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼は先ず最初横浜で保険金詐取の目的で放火をして、旨々うま/\と成功した。それに味をしめて、神田内に転住した時に、再び放火を企てた。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
ざっと流して座敷に帰り、手早く旅行鞄を開きて、小瓶の中より絵具を取出し、く顔に彩りて、懐中鏡に映し見れば、我ながらその巧妙たくみなるに感ずるばかり旨々まんまと一皮かぶりたり。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)