“旨煮”の読み方と例文
読み方割合
うまに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、後船鎗と戸棚の中とに、鮭の鑵詰、スープ、羊肉の旨煮うまに、その他のご馳走がある。しかし、それとても五十人の船員が食ったらば、またたくひまに無くなってしまうことであろう。
はてさて迷惑めいわくな、こりやまい黄色蛇あおだいしやう旨煮うまにか、腹籠はらごもりさる蒸焼むしやきか、災難さいなんかるうても、赤蛙あかゞへる干物ひもの大口おほぐちにしやぶるであらうと、そツると、片手かたてわんちながら掴出つかみだしたのは老沢庵ひねたくあん
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
大平おほひら鯛麪たひめん旨煮うまに烏賊牛蒡土当帰うどおほむね此類であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)