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うまに
ふりがな文庫
“うまに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
甘煮
72.2%
旨煮
22.2%
甘煑
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甘煮
(逆引き)
「ぜんまいの
甘煮
(
うまに
)
と、
芝蝦
(
しばえび
)
の
南蛮煮
(
なんばんに
)
などはどうです。
小丼
(
こどんぶり
)
は
鯵
(
あじ
)
の
酢取
(
すど
)
り。
若布
(
わかめ
)
と
独活
(
うど
)
をあしらって、こいつア
胡麻酢
(
ごます
)
でねがいましょう」
顎十郎捕物帳:16 菊香水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
うまに(甘煮)の例文をもっと
(13作品)
見る
旨煮
(逆引き)
はてさて
迷惑
(
めいわく
)
な、こりや
目
(
め
)
の
前
(
まい
)
で
黄色蛇
(
あおだいしやう
)
の
旨煮
(
うまに
)
か、
腹籠
(
はらごもり
)
の
猿
(
さる
)
の
蒸焼
(
むしやき
)
か、
災難
(
さいなん
)
が
軽
(
かる
)
うても、
赤蛙
(
あかゞへる
)
の
干物
(
ひもの
)
を
大口
(
おほぐち
)
にしやぶるであらうと、
潜
(
そツ
)
と
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
ると、
片手
(
かたて
)
に
椀
(
わん
)
を
持
(
も
)
ちながら
掴出
(
つかみだ
)
したのは
老沢庵
(
ひねたくあん
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
うまに(旨煮)の例文をもっと
(4作品)
見る
甘煑
(逆引き)
きん「はい
魚政
(
うおまさ
)
かえ…いゝえ此の頃出来た魚屋でございますから、
器物
(
いれもの
)
が
少
(
すけ
)
ないのでお刺身を持って来ると、
直
(
すぐ
)
に
後
(
あと
)
で
甘煑
(
うまに
)
を入れるからお皿を返して呉れろと申して取りに来ますので」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
うまに(甘煑)の例文をもっと
(1作品)
見る
“うまに”の意味
《名詞》
うまに【旨煮】
煮物のひとつ。肉や魚介類、野菜などを、醤油・砂糖・味醂などで、甘く濃い味付けで煮詰めた料理。
(出典:Wiktionary)