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旨煮
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うまに
ふりがな文庫
“
旨煮
(
うまに
)” の例文
また、後船鎗と戸棚の中とに、鮭の鑵詰、スープ、羊肉の
旨煮
(
うまに
)
、その他のご馳走がある。しかし、それとても五十人の船員が食ったらば、
瞬
(
またた
)
くひまに無くなってしまうことであろう。
世界怪談名作集:09 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
はてさて
迷惑
(
めいわく
)
な、こりや
目
(
め
)
の
前
(
まい
)
で
黄色蛇
(
あおだいしやう
)
の
旨煮
(
うまに
)
か、
腹籠
(
はらごもり
)
の
猿
(
さる
)
の
蒸焼
(
むしやき
)
か、
災難
(
さいなん
)
が
軽
(
かる
)
うても、
赤蛙
(
あかゞへる
)
の
干物
(
ひもの
)
を
大口
(
おほぐち
)
にしやぶるであらうと、
潜
(
そツ
)
と
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
ると、
片手
(
かたて
)
に
椀
(
わん
)
を
持
(
も
)
ちながら
掴出
(
つかみだ
)
したのは
老沢庵
(
ひねたくあん
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大平
(
おほひら
)
鯛麪
(
たひめん
)
、
旨煮
(
うまに
)
烏賊牛蒡
土当帰
(
うど
)
、
概
(
おほむね
)
此類であつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
はてさて
迷惑
(
めいわく
)
な、こりゃ目の前で
黄色蛇
(
あおだいしょう
)
の
旨煮
(
うまに
)
か、
腹籠
(
はらごもり
)
の猿の
蒸焼
(
むしやき
)
か、災難が軽うても、
赤蛙
(
あかがえる
)
の
干物
(
ひもの
)
を大口にしゃぶるであろうと、そっと見ていると、片手に
椀
(
わん
)
を持ちながら
掴出
(
つかみだ
)
したのは
老沢庵
(
ひねたくあん
)
。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
旨
常用漢字
中学
部首:⽇
6画
煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
“旨”で始まる語句
旨
旨味
旨々
旨趣
旨意
旨過
旨い
旨否
旨宣
旨酒