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老沢庵
ふりがな文庫
“老沢庵”の読み方と例文
読み方
割合
ひねたくあん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひねたくあん
(逆引き)
はてさて
迷惑
(
めいわく
)
な、こりや
目
(
め
)
の
前
(
まい
)
で
黄色蛇
(
あおだいしやう
)
の
旨煮
(
うまに
)
か、
腹籠
(
はらごもり
)
の
猿
(
さる
)
の
蒸焼
(
むしやき
)
か、
災難
(
さいなん
)
が
軽
(
かる
)
うても、
赤蛙
(
あかゞへる
)
の
干物
(
ひもの
)
を
大口
(
おほぐち
)
にしやぶるであらうと、
潜
(
そツ
)
と
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
ると、
片手
(
かたて
)
に
椀
(
わん
)
を
持
(
も
)
ちながら
掴出
(
つかみだ
)
したのは
老沢庵
(
ひねたくあん
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
はてさて
迷惑
(
めいわく
)
な、こりゃ目の前で
黄色蛇
(
あおだいしょう
)
の
旨煮
(
うまに
)
か、
腹籠
(
はらごもり
)
の猿の
蒸焼
(
むしやき
)
か、災難が軽うても、
赤蛙
(
あかがえる
)
の
干物
(
ひもの
)
を大口にしゃぶるであろうと、そっと見ていると、片手に
椀
(
わん
)
を持ちながら
掴出
(
つかみだ
)
したのは
老沢庵
(
ひねたくあん
)
。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
老沢庵(ひねたくあん)の例文をもっと
(2作品)
見る
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
沢
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
庵
漢検準1級
部首:⼴
11画
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老
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