トップ
>
小丼
ふりがな文庫
“小丼”の読み方と例文
読み方
割合
こどんぶり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こどんぶり
(逆引き)
「ぜんまいの
甘煮
(
うまに
)
と、
芝蝦
(
しばえび
)
の
南蛮煮
(
なんばんに
)
などはどうです。
小丼
(
こどんぶり
)
は
鯵
(
あじ
)
の
酢取
(
すど
)
り。
若布
(
わかめ
)
と
独活
(
うど
)
をあしらって、こいつア
胡麻酢
(
ごます
)
でねがいましょう」
顎十郎捕物帳:16 菊香水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
摺鉢
(
すりばち
)
に箒が立っていたり、
小丼
(
こどんぶり
)
に肌着がかぶせてあったり、そして、
腐
(
す
)
えたような塵埃のにおいが柱から畳と部屋じゅうにしみわたって
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
大鍋の中の
油汁
(
けんちん
)
は
沸々
(
ふつ/\
)
と煮立つて来て、甘さうな
香
(
にほひ
)
が炉辺に
満溢
(
みちあふ
)
れる。
主婦
(
かみさん
)
は其を
小丼
(
こどんぶり
)
に盛つて出し、酒は
熱燗
(
あつかん
)
にして、一本づゝ古風な徳利を二人の膳の上に置いた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
小丼(こどんぶり)の例文をもっと
(6作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
丼
常用漢字
中学
部首:⼂
5画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
“小丼”のふりがなが多い著者
樋口一葉
林不忘
三遊亭円朝
島崎藤村
久生十蘭