“夫程迄”の読み方と例文
読み方割合
それほどまで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賣てとかき口説くどき親子の恩愛おんあいかう暫時しばしはても無りけり漸々やう/\にしてつまお安はおつなみだ押拭おしぬぐ夫程迄それほどまでに親を思ひ傾城遊女けいせいいうぢよと成とても今の難儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うばとり旨々うま/\打點頭うちうなづき此後はわれ成長せいちやうして此品々を證據しようことし公方樣くばうさま落胤おとしだねと申上なば御三家同樣夫程迄それほどまでならぬも會津家あひづけぐらゐの大名には成べししかしながら將軍の落胤おとしだねなりとあざむく時は如何なる者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)