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騒々
ふりがな文庫
“騒々”のいろいろな読み方と例文
旧字:
騷々
読み方
割合
そうぞう
84.6%
ざわざわ
11.5%
さう/″\
3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうぞう
(逆引き)
私は
性来
(
しょうらい
)
騒々
(
そうぞう
)
しい所が
嫌
(
きらい
)
ですから、わざと便利な市内を避けて、
人迹稀
(
じんせきまれ
)
な寒村の百姓家にしばらく
蝸牛
(
かぎゅう
)
の
庵
(
いおり
)
を結んでいたのです……
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
騒々(そうぞう)の例文をもっと
(44作品)
見る
ざわざわ
(逆引き)
馬のいななきや清水の参詣人の跫音が、往来の方に
騒々
(
ざわざわ
)
と聞える。そういう町の騒音の中から、武蔵が吉岡を打ったという噂も聞いた。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
騒々(ざわざわ)の例文をもっと
(6作品)
見る
さう/″\
(逆引き)
一時
(
ひとしきり
)
騒々
(
さう/″\
)
しかつたのが、
寂寞
(
ひつそり
)
ばつたりして
平時
(
いつも
)
より
余計
(
よけい
)
に
寂
(
さび
)
しく
夜
(
よ
)
が
更
(
ふ
)
ける……さあ、
一分
(
いつぷん
)
、
一秒
(
いちびやう
)
、
血
(
ち
)
が
冷
(
ひ
)
え、
骨
(
ほね
)
が
刻
(
きざ
)
まれる
思
(
おも
)
ひ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
騒々(さう/″\)の例文をもっと
(2作品)
見る
騒
常用漢字
中学
部首:⾺
18画
々
3画
“騒々”で始まる語句
騒々敷
騒々擾々
“騒々”のふりがなが多い著者
徳永直
ロマン・ロラン
徳冨蘆花
吉川英治
中里介山
林不忘
海野十三
有島武郎
夏目漱石
正宗白鳥