“曹叡”の読み方と例文
読み方割合
そうえい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「魏王曹叡そうえいが、宛城えんじょうへ勅使を馳せつかわして、閑居の司馬懿しばい仲達を平西へいせい都督に封じ、って彼の出廬しゅつろを促しているもようにうかがわれます」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「後日、わが蜀にうれいをなす者があるとすれば、おそらく彼であろうよ。——大魏皇帝の統を曹叡そうえいがうけたことなどは、心にかけるまでもないが」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これにもとづいて、三重臣は、曹叡そうえいを後主と仰ぎ、また曹丕に文帝とおくりなし、先母后せんぼこう甄氏しんしには、文昭皇后の称号を奉った。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)