“賈詡”の読み方と例文
読み方割合
かく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三頭の馬が、一つの飼桶かいおけに首を入れて、えさを争い喰っているそんな夢を見たのである。朝になって、賈詡かくへそのことを話すと、賈詡は笑って
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
賈詡かくに命じて、すぐ蘇越へその儀を達せよ、となった。蘇越は召されて後、賈詡の手を経て、設計図をさし出した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
張繍は諸州の敗残兵を一手に寄せて、追々と勢威を加え、また、謀士賈詡かくを参謀とし、荊州けいしゅうの太守劉表りゅうひょうと軍事同盟をむすんで、宛城えんじょうを根拠としていた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)