“典雅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんが75.0%
エレガント12.5%
グレースフル12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町家にいたころは、御所の内裏といえば、どんなに典雅てんがで平和で女性にょしょうの幸福を集めているところかと、あこがれていたものである。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
保羅は、時々、先生のところへやって来ては、沈鬱な、典雅エレガントなようすで、エリック・サティやダリウス・ミヨオやオーリックなどを弾いていた。
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
人間の子供などはとても、自分のからだをこれだけ典雅グレースフルに取り扱われようと思われない。英国あたりの貴族はどうだか知らないが。
ねずみと猫 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)