“エレガント”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
優美33.3%
優雅33.3%
典雅33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隅田川すみだがわでの恋人、「さくら」が、一足先きに艇庫ていこに納まり、各国の競艇のなかに、一際ひときわ優美エレガント肢体したいつややかに光らせているのをみたときは、なんともいえぬ、うれしさで、彼女のお腹を
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
どこにも軍人らしいいかついところがないので、キャラコさんは、この優雅エレガントな盲目の青年が名誉ある傷痍兵士だとは、まるっきり気がつかなかった。
キャラコさん:03 蘆と木笛 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
保羅は、時々、先生のところへやって来ては、沈鬱な、典雅エレガントなようすで、エリック・サティやダリウス・ミヨオやオーリックなどを弾いていた。
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)