“てんい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
典医46.7%
典韋20.0%
天意13.3%
天衣13.3%
纏衣6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、いうのが寝つくよりも先で、常に左右にいる典医てんいよりも、彼への信頼のほうがはるかにあついようであった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼が、右すれば右、左すれば左へと、近習、侍大将、参謀、旗本、典医てんい同朋どうぼうの者などが、ぞろぞろと護って歩いていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
で、暗夜に山路を越え、李典りてん曹洪そうこう于禁うきん典韋てんいなどを従えて、不意に攻めこんだ。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
新しい祠堂というのは、張繍との戦に奮戦して討死した悪来あくらい典韋てんいのために建てたびょうであった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こりゃなに仔細しさいあっててんのおとがめ、此上このうへ天意てんいさからうて、ゆめ/\御赫怒みいかりをばまねかせらるゝな。
いわゆる、負けた者のくそ落ちつきではないけれど、小文治もこうなるうえは、この遠駆とおがけの勝敗しょうはい天意てんいにまかせるよりほかはないとかんねんをきめた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だからあの天衣てんいひもなみ立たずまた鉛直えんちょくれないのだ。
インドラの網 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
わがはたのぼせて織れば寂しさも天衣てんいれうとなりぬべきかな
註釈与謝野寛全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
特に柔らかい肩のあたりの薄い纏衣てんいなどはそのしゃでもあるらしい布地の感じとともに中につつんだ女の肉体の感じをも現わしている。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)