“天意”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんい50.0%
てんゐ25.0%
みこゝろ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわゆる、負けた者のくそ落ちつきではないけれど、小文治もこうなるうえは、この遠駆とおがけの勝敗しょうはい天意てんいにまかせるよりほかはないとかんねんをきめた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あゝ、人間にんげん萬事ばんじじつ天意てんゐまゝだと、わたくしふかこゝろかんずるとともに、たちま回想くわいさうした一事いちじがある。
あらゆる水と共に三度みたびこれにめぐらし四度よたびにいたりてそのともを上げへさきを下せり(これ天意みこゝろの成れるなり) 一三九—一四一
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)