“墨子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼくし66.7%
ほくろ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
支那の『墨子ぼくし』という本にも、公輸という発明家が、竹で作ったかささぎを墨子に示して、この玩具おもちゃは空へ放つと三日も飛びまわります、と自慢したところが、墨子は、にがい顔をして
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
墨子ぼくし』に曰く
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
「これよっく聞け大岡様は、成程貴様とそっくりだが、只一点違う所は、左の眉尻に墨子ほくろがある。どうだどうだ一言もあるめえ!」
天主閣の音 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)